2020年01月09日
和田彩花が選ぶ2019年の展覧会第3位あいちトリエンナーレ「答えは一つではない。きちんと知る、そして考えるということが大事」
1: 名無し募集中。。。 2020/01/06(月) 19:29:26 ID:0.net
芸術祭ですが、やはり今年のベストの中に入れたいのが、『あいちトリエンナーレ2019』です。
いろいろと問題がありましたが、このことをきっかけに、みんなが表現であるとか、その自由がどこまでだとか、
それに関わる問題とか、自分はどういう意見を持っているのかとか、本当にいろんなことを考えたと思うんです。
答えは一つではないですし、一筋縄ではいかない問題です。でも、とても大きな課題や、問題を提示してくれた
いい機会だったと思っています。考えることを教えてもらったというか。
私自身、表現の自由について、自分の意見をしっかり持てているわけではないのですが、でも実際に足を運んで
見てみると、インスタレーション、映像、絵画など、ひとつひとつの作品がすごく素敵なものが多かったですね。
私が好きだったのが、《ラヴ・ストーリー》という作品です。部屋に入ると、まずは大きなスクリーンで、
ハリウッドの俳優さんたちが何かをこちらに語りかけてきます。そしてその奥の部屋には、6つのモニターで、
人種も年齢も性別も違う難民の人たちが、自分たちの体験を語っています。
実は俳優さんたちは、この6名の難民のストーリーを語っているんです。インタビューを抜粋して、再構成したものを
彼らに代わって話しています。俳優さんが語っているからといって、ものすごく芝居じみているということはないんですが、
やはり演じるプロだからか、当事者が話しているのを聞くよりもリアリティを感じるというか、感情移入をしてしまうんです。
それがとても不思議な体験でしたね。また、難民問題について、世界でどのようなことが起こっているのか、知るきっかけにもなった作品でした。
いままで名古屋には何回も行ったことがあるんですが、ライブで行くことがほとんどで、あんまり街中を歩いていなかったことに
今回気付きました(笑)。今回展示会場の一つになっていた、四間道や円頓寺は、下町の情緒が残ったとても落ち着く街で、街歩きを
するにも最適な場所です。特にここにある伊藤家住宅は、300年ぐらい前の建物。こういったところも会場として使われていて面白かったですね。
ここでは、住宅内の二間続く座敷に津田道子さんの《あなたは、その後彼らに会いに向こうに行っていたでしょう。》という作品が、
蔵には、岩崎貴宏さんの《町蔵》という作品が展示されていました。
そしてもうひとつ好きな作品が、キュンチョメさんの《声枯れるまで》。もともとキュンチョメさんは好きだったんです。
この作品は、自ら名前と性を書き換えた人々との対話を経て、彼らとともに「声枯れるまで」新たな名前を叫び続けるアクションを撮影した、
映像インスタレーションです。
その映像の中に、親子が対話して、お互いの気持ちをぶつけ合うという映像がありました。親子は話が終わったら、一緒に習字をするんです。
一緒に筆を持って、まず黒で元の名前を。朱で新しい名前を。何度も何度も朱で昔の名前の上から新しい名前を書く。ただ字を書く、という
だけの行為なんですが、親子はなかなかその動作で息を合わせることができないんです。一画目を書くまでにもすごく時間がかかる。
一緒に筆を握って字を書くという簡単な行為のはずなのに、そこに付随する葛藤や心の揺らぎなんかによって、こんなにも難しいことなんだと
気付かされました。それがわかった時に、ものすごく心を揺さぶられたんですね。
ここで描かれるテーマはLGBT。まだまだ難しい問題です。でもこの作品は、私たちにこういう世界があるということを教えてもくれ、
さらに作品に吸い込まれるような力を持っているんです。
どんな世界であれ、問題であれ、知らないからと、知ろうともせずに拒否する人もいますよね。
でも知らないから拒否するのではなく、きちんと知る、そして考えるということが大事だと思わされたイベントでした。
いろいろと問題がありましたが、このことをきっかけに、みんなが表現であるとか、その自由がどこまでだとか、
それに関わる問題とか、自分はどういう意見を持っているのかとか、本当にいろんなことを考えたと思うんです。
答えは一つではないですし、一筋縄ではいかない問題です。でも、とても大きな課題や、問題を提示してくれた
いい機会だったと思っています。考えることを教えてもらったというか。
私自身、表現の自由について、自分の意見をしっかり持てているわけではないのですが、でも実際に足を運んで
見てみると、インスタレーション、映像、絵画など、ひとつひとつの作品がすごく素敵なものが多かったですね。
私が好きだったのが、《ラヴ・ストーリー》という作品です。部屋に入ると、まずは大きなスクリーンで、
ハリウッドの俳優さんたちが何かをこちらに語りかけてきます。そしてその奥の部屋には、6つのモニターで、
人種も年齢も性別も違う難民の人たちが、自分たちの体験を語っています。
実は俳優さんたちは、この6名の難民のストーリーを語っているんです。インタビューを抜粋して、再構成したものを
彼らに代わって話しています。俳優さんが語っているからといって、ものすごく芝居じみているということはないんですが、
やはり演じるプロだからか、当事者が話しているのを聞くよりもリアリティを感じるというか、感情移入をしてしまうんです。
それがとても不思議な体験でしたね。また、難民問題について、世界でどのようなことが起こっているのか、知るきっかけにもなった作品でした。
いままで名古屋には何回も行ったことがあるんですが、ライブで行くことがほとんどで、あんまり街中を歩いていなかったことに
今回気付きました(笑)。今回展示会場の一つになっていた、四間道や円頓寺は、下町の情緒が残ったとても落ち着く街で、街歩きを
するにも最適な場所です。特にここにある伊藤家住宅は、300年ぐらい前の建物。こういったところも会場として使われていて面白かったですね。
ここでは、住宅内の二間続く座敷に津田道子さんの《あなたは、その後彼らに会いに向こうに行っていたでしょう。》という作品が、
蔵には、岩崎貴宏さんの《町蔵》という作品が展示されていました。
そしてもうひとつ好きな作品が、キュンチョメさんの《声枯れるまで》。もともとキュンチョメさんは好きだったんです。
この作品は、自ら名前と性を書き換えた人々との対話を経て、彼らとともに「声枯れるまで」新たな名前を叫び続けるアクションを撮影した、
映像インスタレーションです。
その映像の中に、親子が対話して、お互いの気持ちをぶつけ合うという映像がありました。親子は話が終わったら、一緒に習字をするんです。
一緒に筆を持って、まず黒で元の名前を。朱で新しい名前を。何度も何度も朱で昔の名前の上から新しい名前を書く。ただ字を書く、という
だけの行為なんですが、親子はなかなかその動作で息を合わせることができないんです。一画目を書くまでにもすごく時間がかかる。
一緒に筆を握って字を書くという簡単な行為のはずなのに、そこに付随する葛藤や心の揺らぎなんかによって、こんなにも難しいことなんだと
気付かされました。それがわかった時に、ものすごく心を揺さぶられたんですね。
ここで描かれるテーマはLGBT。まだまだ難しい問題です。でもこの作品は、私たちにこういう世界があるということを教えてもくれ、
さらに作品に吸い込まれるような力を持っているんです。
どんな世界であれ、問題であれ、知らないからと、知ろうともせずに拒否する人もいますよね。
でも知らないから拒否するのではなく、きちんと知る、そして考えるということが大事だと思わされたイベントでした。
モーニング娘。ダブルエース「よこちぃ」が可愛すぎる!!!!
7777:ハロプロ速報 2019/08/22(火)
2: 名無し募集中。。。 2020/01/06(月) 19:33:13 ID:0.net
自分の意見を持つのはいいことだ
3: 名無し募集中。。。 2020/01/06(月) 19:34:50 ID:0.net
考えろ、感じろ
4: 名無し募集中。。。 2020/01/06(月) 19:40:15.37 0.net
和田彩花が選ぶ2019年の展覧会ベスト4 - ぴあ
https://lp.p.pia.jp/shared/cnt-s/cnt-s-11-02_2_d008ccc7-463a-441f-8a32-c1e69334a81d.html
https://lp.p.pia.jp/shared/cnt-s/cnt-s-11-02_2_d008ccc7-463a-441f-8a32-c1e69334a81d.html
7: 名無し募集中。。。 2020/01/06(月) 19:43:02.53 0.net
あやちょにどこまでも付いて行くぞ
12: するーするん 2020/01/06(月) 19:49:16.71 0.net
アイドル卒業後の方が評価上がった珍しいケースだよな和田は
7777:ハロプロ速報 2019/03/19(火)
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